こんにちは、こいのぼりの松田です。
いまではすっかり定着してきた「ふるさと納税」ですが、皆さんばっちり活用していますか?
税金の前払いにより返礼品がもらえるお得なふるさと納税ですが、今回はそんなふるさと納税の歴史についてお話しします。
ふるさと納税は当初、都市圏へ出てきた人が故郷に寄付を行うことで、
都市と地方の財政のバランスを取りましょう、ということを目的に生まれました。
その後検討を重ねて、出身地に限らず貢献したい・応援したいと思う地域を選んで寄付することができる制度として2008年に「ふるさと納税」がスタートします。
返礼品が目当て!ということではなくて純粋にふるさとを応援しようという趣旨で始まった制度だったんですね。
そんな具合でスタートしたふるさと納税ですが、開始当初はそんなに利用する人はいませんでした。
直近2018年のふるさと納税受入額は5,000億円を超えるほどですが、2008年当初は81億円程度でした。
そんな中、寄付者が急増する出来事が2011年に起こります。東日本大震災です。
ボランティアや募金ではなく、ふるさと納税という寄付による新しい形での支援が注目されるようなっていきました。
こんなとこにも、本来の趣旨である「出身地に限らず地方を応援しよう」ということがよく表れていますね。
そして2012年以降になってくると、「ふるさとチョイス」や「さとふる」といった今ではお馴染みのポータルサイトが登場し始めます。
どこの自治体がどのような返礼品を出しているかということを調べることができ、さらにそこからふるさと納税の申し込みもできるというとても便利なサイトです。
そんなポータルサイトの登場により、ふるさと納税の利用者はさらに膨れ上がっていくことになります。