こんにちは、こいのぼりの松田です。
スマホの普及により“歩きスマホ”が原因の事故が社会問題として取り上げられるほど増えています。
歩きスマホは自分がケガをするだけでなく、人をケガさせてしまうことにもなりかねないのでやめましょう。
ところで、歩きスマホによりケガしたり人にケガを負わせてしまったときに、加入している保険は使えるのでしょうか?
【傷害保険】
傷害保険は事故で怪我をして病院にかかった時に通院保険金や入院保険金を受け取れるものです。
傷害保険の場合、歩きスマホが「重大な過失」つまりひどい不注意だと見なされると保険金が支払われない可能性が高くなります。
【個人賠償責任保険】
個人賠償責任保険は、誤って人をケガさせたり、人の物を壊したりして、損害賠償金や弁護士費用などを負担した場合に受け取れる保険です。
この保険は、基本的には過失の大きさに関係なく保険金が支払われますので、故意でもない限り歩きスマホの事故でも大丈夫です。
歩きスマホで相手にケガさせた場合には、個人賠償責任保険に加入していれば補償は十分そうですが、
それとは別に刑事責任を追及される可能性もあり、万が一相手が死亡するとなおさらです。
もしもの時の賠償責任に保険で備えつつ、歩きスマホはしないようにするのが一番ですね。