こんにちは、こいのぼりの松田です。

今回は生命保険料控除についてのお話しです。

生命保険料を支払っている人は、所得税や住民税から一定額の税金を軽減することができます。


生命保険料控除の対象となる保険は、

①一般生命保険料、②介護医療保険、③個人年金保険料に区分されます。

控除額（所得控除）は1月1日から12月31日までの1年間で支払った保険料に応じて段階的に決まります。

区分ごとに、所得税については4万円、住民税は２万8千円の上限があり、最終的には3区分を合計した額が控除額になりますが、所得税は12万円、住民税は7万円が最大限度額です。


これらは、自動的に控除を受けられるわけではありません。

サラリーマンの方は年末調整の時に保険料控除申告を行う必要があります。

勤務先に提出する「給与所得者の保険料控除申告書」に加えて、保険会社から送られてくる「保険料控除証明書」を添付します。


一見分かりづらく感じるかもしれませんが、必要な作業としてはとてもシンプルです。

保険会社から送られてきた保険料控除証明書を、「どこにしまったかな…」なんてことにならないようにだけ気を付けて、年末調整に備えましょう。