「ESG投資」という言葉を一度は聞いたことがありますでしょうか?
ESG投資の「ESG」とは、「環境(Environment)」、「社会(Social)」「ガバナンス=企業統治・法令遵守(Governance)」のそれぞれの頭文字を合わせた言葉です。これらを意識し、経営に積極的に取組んでいる、そういった企業へ投資を行なう手法を、「ESG投資」といいます。
一般的にESG評価の高い企業は、事業の社会的意義や持続可能性が高いと評価されます。日頃からESG課題に取り組む経営をしていれば、脱炭素社会へ向けての法改正や規制による事業環境悪化リスク、その他倫理的問題等のビジネスリスクが少なく、長期にわたって事業を継続しやすい企業であると考えられるからです。
この「長期的に安定したリターンの獲得が期待できる」という点がESG投資の最大の魅力です。また、投資を通じて社会貢献に寄与できる点も、個人投資家にとっては大きなポイントといえるでしょう。
具体的な投資商品としては、①ESGの取組みが評価されている個別企業の株式、②ESGをテーマとした投資信託、ETF(上場投資信託)があります。
皆さんが目指す有望な資産運用先を、「ESG投資」というキーワードを手がかりにして探してみてはいかがでしょうか?