今回は経済政策の話をしたいと思います。
みなさまは、「新しい資本主義」という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 岸田文雄内閣が掲げる経済政策のことで、ニュースなどで耳にされたことがあるかもしれません。
現在、その政策の中で注目されているのが、「貯蓄から投資」のための「資産所得倍増プラン」というものです。
家計の安定的な資産形成のため、投資による資産所得の倍増を目指して、NISAの抜本的拡充やiDeCo制度の改革に加え、国民の預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みが創設されることが謳われています。
現在のところ「新しい資本主義」全体には疑問の声もあり先が見えない状況です。家計に関わる部分について、岸田内閣が熱心に推し進める各政策が成果を挙げるかどうか、今後の動向に注目しておきましょう。