今回はポイントの話をしていきます。

来年春ごろにレンタル事業大手「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブと、三井住友フィナンシャルグループは、それぞれ傘下の会社が運営するTポイントとVポイントの事業を統合すると発表しました。
統合後のブランド名は「Vポイント」。三井住友が持つ決済サービスの利便性と、Tポイントの知名度の相乗効果が期待されますね。

昨今、キャッシュレスの利用が広がる中、ポイントの運営会社の顧客の獲得競争が起こっています。

各社の顧客基盤を見ると、コンビニ大手、ローソンなどの「Pontaポイント」は、2020年、KDDIのポイントサービスと共通化したことでのべ1億1300万人あまりの会員数となっているほか、「楽天ポイント」ものべ1億人以上としています。

NTTドコモの「dポイント」の会員数はのべ9400万人あまり、「PayPayポイント」は、利用者が5800万人あまりとなっています。

今回、ポイント事業の統合を決めたTポイントの会員数がのべおよそ1億2600万人、旧Vポイントがおよそ2000万人で、単純合算すると、のべ1億4600万人の会員規模となる見込みで、さらにサービスを実際に活用する利用者の数でもおよそ8600万人と、国内でも最大規模のポイントサービスになるとのことです。

多くのポイントシステムがあり競争も激しくなっていますが、そのことが利便性やお得にも直結しています。今までポイントを利用されていた方々はもちろん、利用されていなかった方々も、この機会にお得なポイント生活を始めてもいいかもしれませんね。