こんにちは、こいのぼりの松田です。
今回は一般家庭での太陽光発電についてのお話です。
太陽光発電とは、屋根などにソーラーパネルを設置し、太陽の光エネルギーによって電力を生成する、環境に優しい発電方法を指します。
生成された電力は自宅で使用するだけでなく、余剰分を電力会社に販売することもできるため、収入を得ることも可能です。
さらに自治体によっては太陽光発電に対する補助金の給付もあります(東京都は新築時最大36万円、既存住宅では最大45万円)。
なお、東京都では2025年4月より新築住宅に設置することが原則義務化されます。
いいことづくめに見える太陽光発電ですが、当然リスクもあります。
最大のリスクは設備への初期投資で、ソーラーパネル設置には一般的に100~150万円程度の費用が必要です。さらに設置してハイ終わりではなく、定期的なメンテナンスが義務化されており、こちらも5万円前後の費用が必要となります。
また、電力会社による買い取りや、自治体の補助金などのルール変更も大きなリスクの一つです。ルールの変更内容次第では、当初予定していた投資回収の見込みが崩れるケースは十分考えられます。
要するに、太陽光発電には「投資」という側面があるということです。
地球環境という面では太陽光発電は素晴らしいものですが、「例え大赤字でも地球環境に貢献できたから満足」という方でない限りは、リスクを考慮したうえで導入すべきでしょう。
また、売電の収入金額によっては会社員の方でも確定申告が必要となりますのでご注意ください。