こんにちは、こいのぼりの松田です。
本日はなかなか話題にしにくい親子間の相続についてのお話です。
親の死後、様々な事務処理を遺族と協力して行うことが多いと思いますが、その中でトラブルのもとになりがちなのが「相続」です。
「相続でモメて親族と絶縁」というケースは決して珍しくありません。
そうしたトラブルを防ぐ一番の方法は「親が健康なうちに相続について話をしておく」です。
親が存命でも、認知症になった場合などは相続に関する難易度がアップするため「健康なうちに」というのが非常に重要となります。
とはいえ、相続の話は親にとって「自分が死ぬ想定の話」になるため、感情面で受け入れづらい場合もあるでしょう。
例えば、ある朝突然「おはよう!ところで相続についてなんだけど…」のように変な切り出し方をした場合、親も「なんやコイツ」となりかねないため、相続の話を切り出すタイミングは見極めが大事です。
一例ですが、親が相続の話題を受け入れやすいタイミングを以下に紹介します。
①親が病気やケガをした時
⇨親自身がこれからのことを考える可能性が高いタイミングです。
②近親者など相続人が集まった時
⇨他の相続人がいるため、相続人同士のトラブルも未然に防げる可能性があります。
③知人や著名人の相続トラブル話
⇨「トラブル回避のためにも生前に相続の話はした方がいいよね」という雰囲気を出しましょう。①or②と組み合わせるのも効果的です。