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サラリーマン増税とは

古高…こいのぼり会計事務所の代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。

松:さっきニュースで見たんですけど、サラリーマンって増税されるんですか?

古:ああ、「サラリーマン増税」ね。というかお前ニュースとか見るんやな。

松:はい、ヒマだったのでたまたま。それで何の税が増えるんですか?

古:仕事せえや。いや、何かの税率がアップするわけじゃないんよ。今後サラリーマンの所得控除が減らされるかもしれない、ってこと。給料のうち控除される割合が減ったら実質的に増税になるじゃろ?

松:収入が減るんだったらどっちにしても一緒ですよ…。なんでそんなことするんですか?

古:元々、日本のサラリーマンは所得税とかが優遇されとったんよ。それで、今年6月に政府税制調査会が「今サラリーマンは収入の3割ぐらいを控除してるけど、他の国に比べたら優遇しすぎかもしれん」っていう意見書を出して、その結果「ってことは増税されるんか?」という流れで今騒がれてるわけ。ちなみに後日岸田首相は「増税は全く考えていない」って言っとるけどね。

松:本当に「全く考えていない」んですか?

古:それは岸田さんに聞いてくれや。まあ今は本当に「全く考えていない」だったとしても、今後どうなるかは分からんけどな。

松:もし増税されたらその分だけ昇給するっていうこいのぼり会計事務所の施策はありますか?

古:それは全く考えていない。



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