古高…こいのぼり会計事務所代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。
松:この前友達に「ふるさと納税はした方がいい」って言われたんですけど、そうなんですか?
古:基本やり得だからな、ふるさと納税。
松:でも僕最近実家帰ってないんで、ちょっと気まずいんですよね。
古:実家とか関係ないから。名前で勘違いしてる人もおるけど、ふるさと納税は「どこかの自治体に寄附すると、その分来年の住民税と所得税から控除される」っていう制度よ。
松:税金の前払い的なことなんですね。それの何がお得なんですか?
古:基本的には寄付すると寄附額に応じた「返礼品」がもらえるんよ。
松:つまり、「どうせ払うお金」でお礼の品がもらえる…?
古:そう。しかもふるさと納税のポータルサイトとかを見たら分かるけど、返礼品の種類も大量にあるから。ただし控除額には所得等に応じた上限があって、それを超えて寄附した分は控除されないから、そこは注意が必要やな。
松:でも手続きとか面倒くさそうだなあ。
古:全然よ。寄附する時はネットショッピングとほぼ一緒だし、その後の控除申請もサラリーマンなら「ワンストップ特例申請書」と、寄附した自治体から送られてくる寄附証明書を提出するだけだから。(※寄附先が5自治体までの場合)
松:最悪ですね。
古:え、何にキレてんの…?
松:こんないい制度あるならもっと早く言ってくださいよー!