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金融所得課税が引き上げになるって本当?

古高…こいのぼり会計事務所代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。


松田:SNSで金持ちの豪遊投稿見てたらテンション下がりました。

古高:SNSのダメな使い方。

松田:しかもその人資産運用で稼いでて、働いてないんですよ。ズルい。

古高:まあ実際、労働収入より資産運用収入の方が豪遊しやすいからな。

松田:え、なぜ?

古高:例えば給料が1億円なら税率は?

松田:所得税45%+住民税10%で…約55%?

古高:お、正解。日本は累進課税制度やから、年収4000万以上はこの税率になる。ただこれは給与所得の話で、資産運用での金融所得だと「分離課税」が適用されて、所得税15%+住民税5%の合計約20%で済むんよ。

松田:やっす!

古高:で、金持ちほど資産運用額が増えて分離課税の恩恵が大きくなる傾向があって、統計的に「年収1億円から実質的な税率が下がり始める」という逆転現象が起きてる。これは「1億円の壁」と呼ばれ問題視されてるな。

松田:ズルすぎ。

古高:それで、2025年1月から「ミニマムタックス」という制度が導入された。年間所得3.3億円超+超過額に対する実質税割合が22.5%を下回る人に、22.5%からの差分所得税を追加課税するという、超金持ち専用税制やな。

松田:なるほど。じゃあ、SNSで豪遊投稿してる人に片っ端から「ミニマムタックス」ってコメントしてきます。

古高:SNSのダメな使い方。



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