
古高…こいのぼり会計事務所代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。
松田:この仕事してると、3月が少し嫌いになりますね。
古高:確定申告や決算で忙しいからな。
松田:せめてどっちかが別の月なら…
古高:まあ決算は3月以外の企業もあるけどな。
松田:そうなんだ! でも3月決算のところが大半ですよね? なぜ?
古高:主な理由は「他企業の3月決算に合わせてる」よ。
松田:日本人過ぎるでしょ。
古高:国民性というより、決算時期が同業他社と同じだと業績比較や株主への説明がしやすいんよ。
松田:そもそも昔の企業はなぜ3月にしたんですか? 12月の方が区切り良いのに。
古高:実際その通りで、海外企業は12月決算が主流やな。日本が3月なのは、明治時代に政府の会計年度を「4月~翌年3月」と定めて、企業もそれに合わせたのが大元の理由やけど、会計年度を参考にしたイギリスだと、今は多くの企業が12月決算になってるというね。
松田:日本だけ取り残されている…!
古高:まあ、日本企業でも海外に子会社があると、それに合わせて12月決算だったりするけどな。あとは小売業だと3月が繁忙期やから、2月決算のところが多いぞ。
松田:なるほど、戦略に応じて自由に設定できるんですね。
古高:そうやな。
松田:じゃあ更に自由に、「決算は2年に1回」って企業が増えれば僕の仕事がラクになりますね。