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手形・小切手が廃止になるって本当?

古高…こいのぼり会計事務所代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。


松田:やくざ映画を見てて思ったんですけど、最近「約束手形」って見ないですね。

古高:電子化推進の流れで手形と小切手は2026年度末廃止予定やから、大分減ったな。

松田:小切手も廃止なんだ。

古高:そもそも小切手は現金の代わりの決済手段だったけど、今は「その場でオンラインで振り込めよ」ってなるからな。

松田:確かに。でも手形は「この日にこの金額を払います」だし、そうもいかないですよね?

古高:そうやな。手形は今後、指定日に引き落としを行う「電子記録債権」になる。これは電子化推進以外に「裏書」をなくす目的もある。

松田:裏書は映画で見ました。第三者に手形を譲って資金繰りするやつですよね。

古高:そう。ただ裏書はリスクがデカい。例えばAがBへの支払いに手形を出して、その後Bが手形に裏書してCに譲渡したとする。これでAがCに支払う構図になるけど、Aが払えないと、裏書したBにCへの支払い義務が発生する。

松田:Bも払えないと?

古高:AとB両方不渡り。

松田:裏書こわ。

古高:典型的な連鎖倒産の流れやな。でも電子記録債権は手形と違って、Bが保証義務を破棄して権利譲渡することもできる。

松田:連鎖倒産の心配もないと。

古高:だな。

松田:じゃあ今後のやくざ映画は手形の代わりにスマホ画面で社長を脅すのかな。

古高:迫力に欠けるな。



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