
古高…こいのぼり会計事務所代表。広島愛が強い。
松田…同事務所の社員。古高は大学の先輩でもある。
松田:駅前のラーメン屋、潰れたんですね。好きだったから残念。
古高:飲食店は「3年以内に7割が閉店」って言われるぐらい大変やからな。FLRの管理が難しいんよ。
松田:FLR?
古高:飲食店経営の指標の1つで、Fが食材費(Food)、Lが人件費(Labor)、Rが家賃(Rent)の略。総売上に対して食材費と人件費は30%以下、家賃は10%以下にするのが一般的な理想とされてるな。
松田:合計70%以下ってことですね。
古高:そう。要は粗利率30%以上じゃないと赤字のリスクが高まる。ただ家賃は基本は固定だから、食材費と人件費を上手くやりくりすることが重要だな。まあその2つの値段が上がってるからキツいんだけど。
松田:FLRが高ければ売上をアップさせればいいじゃない。
古高:マリーアントワネットみたいなこと言うなよお前。まあでも、客単価が高い高級店とかは売上が大きい分、FLRが70%超えても大丈夫だったりするけどな。
松田:なるほど。ちなみに会計事務所にFLRはあるんすか?
古高:ないよ。ウチみたいな業種は「従業員一人あたりの売上」で健全性を測ることが多いな。
松田:へー。僕が仕事しなくても、その分他の人が頑張れば健全ってことか。
古高:そうだけど、その場合お前をクビにしたらもっと健全になるな。