こんにちは、こいのぼりの松田です。

コロナ禍により開催自体が危ぶまれている東京オリンピックですが、

皆さんはオリンピックのメダリストがどれくらいの報奨金をもらっているかご存知ですか？

東京五輪では、JOC（日本オリンピック委員会）はメダル獲得者に報奨金を用意しています。

金メダル500万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円です。

さらに競技団体ごとにも報奨金を用意しており、例えば陸上だと金メダル2,000万、テニスだと金メダル800万と競技ごとに差があります。

なお水泳や柔道など大量のメダルが予想される競技団体は報奨金を用意していないようです。

ちなみに、この報奨金の課税関係についてですが、本来こういった臨時収入は一時所得として課税対象となります。

しかし特例としてJOCが支払う報酬金は全額非課税となっています。

競技団体が支払う報酬金についても、JOCの報酬額と同額までは非課税、それを超える分は課税、となっています。

競技団体からの報奨金は元々課税扱いでした。

非課税扱いとなったのはつい最近（平成22年度税制改正）なのです。

日本のスポーツ界を盛り上げるためにも、こういった優遇制度は積極的に導入していってほしいものですね。